クジメ(Hexagrammos agrammus)の卵保護・ハッチアウト(観察時期:11~1月)
卵保護するクジメ(Hexagrammos agrammus)のオス
冬の大村湾ではクジメの卵保護も観察することができます。
同時期に卵保護するアイナメとは水深を変えることで住み分けしており、クジメの卵保護は浅い水域で行われます。
産み付けられたばかりの卵は紫色の美しい色をしています。
神経質で近づくと距離を置くアイナメと異なり、クジメは近づいても卵のそばを離れることは滅多にありません。
ハッチアウトの様子を観察することもできます。
タイミングが合えばアイナメのハッチも同時に観察できることも。
繁殖期ではない時も好奇心が強い為か逃げ回ることが少なく、愛らしい瞳でこちらを覗き込んできます。